睡眠はやっぱり大敵?男性のアンチエイジングとの関係性
Pocket

睡眠は生活のリズムを作っている重要な要素で、男性のアンチエイジングとも大きな関わりを持っているポイントです。
十分で正しい睡眠が出来ていなければ、若さを保つこともできなくなってしまいますし、体を自由に使える状態ではなくなってしまいますから、活力も失って老け込んだように見られてしまいますよ。
適度な長さと質が大切な睡眠を、どのようにすれば満足できるようになるのかをまとめてみることにしましょう。



  

睡眠は元気になるためだけじゃない

睡眠不足の状態が続いていれば、顔にまで疲れが出てきてしまいますから、見た目にも年老いたように見られ、アンチエイジングどころの話ではありませんね。
しかし、疲れを回復して元気になるというだけが、睡眠の持つ効果ではないのです。
睡眠はアンチエイジングにも強い関係を持っていて、特に影響が大きくなると考えられるのは、男性ホルモンの分泌に関する部分でしょう。
男性ホルモンは、男性が男性としての機能を維持するために役立つものであったり、体を元気な若々しい状態で維持するために必要なもの。
これが睡眠不足となると、分泌量が減ってしまうということが分かっているのです。
男性ホルモンが減ってしまえば体力も下がって男らしさも失われる結果になりますから、若くみえるような活力を出すことはできないでしょう。
仕事でも忙しさに追われているという方は多いかもしれませんが、その中でもなんとか睡眠を確保することは若さを維持するアンチエイジングには重要なことなのです。

男性が求められる睡眠時間とは

適正な睡眠時間ということになると、眠る必要のある時間に個人差がありますので一概に言いづらいところはあるのですが、一般的な睡眠時間の方で言うなら7時間程度が適度と考えられます。
これが6時間を切れてしまうほど短くなってくると、そのまま寝不足として体へ負担をかけてしまう結果となるでしょう。
もちろん体力の低下も招くことになりますし、男性ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼしますので、若さを保つことは期待できないですね。
だからといって眠りが長すぎるのも問題です。
長時間眠ってしまうと、更に体はだるさを感じるようになって、動かす気力も失われてしまいますから、本来活動できなければいけない時間に、思ったような結果を出すことができなくなってしまいます。
自分の睡眠時間が適切かどうかを知るためには、一つの指標として起きてから4時間後の眠さを確認してみるといいでしょう。
本来なら体や頭が本調子になっているはずの起床4時間後に、まだ眠さを感じるような状態なのであれば、睡眠不足と考えて間違いありません。
体力の使い方などにもよって日々の変動はあると思いますが、基本的な適正睡眠時間を知っておくことは重要ですよ。

睡眠は質も重要な要素です

適切な時間、布団の中で横になっていたとしても、どうも疲れが取れないという方や、昼間に眠さが続いてしまうという方の場合、睡眠の質が低い可能性もあり得ます。
どんなに長く眠っても、質の低い睡眠をしていたのでは、アンチエイジングの効果はとても見込めませんので、質を高める工夫が必要になりますね。
現在ならスマートフォンのアプリで、睡眠の状態を確認できるものがありますから、どんな睡眠をしているのか記録を取ってみるといいでしょう。
睡眠の深さや、いびきなどの音を録音しておく機能もありますので、どのように眠っているかが一目瞭然ですよ。
もしもこまめに浅い睡眠になってしまっていたり、いびきをかくクセがあった場合は、睡眠の質が下がっている恐れが高いといえますので、改善をするべきです。
具体的には、内臓の負担も考えて体の右側を下にした横向きで眠るのがオススメ。
仰向けやうつ伏せのように、気道を狭くしてしまうことがありませんから、いびきの解消にもつながりますし、その分、深い睡眠nの時間を伸ばすことができるようになるでしょう。
寝返りで仰向けなどの姿勢に戻ってしまいやすい方は、タオルを詰め込んだリュックを背負って眠ると、安定して横向き姿勢を保つことができますよ。

まとめ

男性のアンチエイジングにとって、睡眠は非常に大きな影響を与える重要な要素です。
昼間の活力にも関わってくるものなのですから、仕事で成果を出したいと考える方も、疎かにはしないほうがいいでしょうね。
眠っている時間がもったいないからと、短時間しか眠らない生活を続けていれば、体が衰えて更に活力を失ってしまう原因にもなりかねません。
睡眠を改善して、若さを保ちながら活力ある生活を目指していただければと思います。