クリスマスは元々どんな日だったの?その習慣について
Pocket

クリスマスの日に一緒に過ごす人がいれば、楽しくて特別な一日ってことになるんだけど、一人で過ごすクリスマスって何となくさみしいものですよね。
クリスマスってもともとはどんな日だったのでしょうか。



  

クリスマスってどんな日?

クリスマスと聞くとキリスト教の神様、イエスキリストの誕生日って答える人も多いですがちょっと違います。
キリストがマリア様から生まれたのはいつなのかは誰にもわかりません。
そのキリストが人間としてこの世に姿を見せたのが12月25日といわれているため、この日をキリストの誕生日としてお祝いをするようになったと言われているのです。
今ではクリスマスの前日をクリスマスイブって呼んで、前の日から楽しむ人たちが多いけど、これはユダヤの暦が日没から1日が始まることから来ています。
そのため、昔もクリスマスは24日の日没から25日の日没までのお祝い事だったのです。
クリスマスにプレゼントを贈るきっかけとなったのは、キリストの弟子の聖ニコラオスが困っている人たちに、この日にプレゼントを贈っていたこと。
そしてキリストの誕生日に様々な人たちがプレゼントを持って、集まってきたことが由来になって今でも続いているのです。
ちなみにこの聖ニコラオスが今のサンタクロースの素になっていると言われているのですよ、

クリスマスカラーに代表される緑と赤には意味があるの?

クリスマスといえば緑と赤の組合わせが何となくクリスマスらしさを演出していますよね。
この時期に花を咲かせるポインセチアは、緑と赤が組み合わされてできている花なので、クリスマスの部屋のデコレーションに買っていく人も多いです。
クリスマスカラーの緑は常用樹の緑を意味しているのです。
強い生命力で冬でも緑でいることのできる常用樹は永遠という意味を持っていて、永遠の命や神から贈られる永遠の愛を象徴している色なのですよ。
赤は少し悲しい意味になるのだけど、人間に永遠の命を授けるために、十字架にかけられて処刑された、キリストのその時流した血を意味しているのです。
つまり人間を愛すキリストがその人間のために流した血と、人間に与えたかった永遠の命の意味をいつまでも伝えていくために、赤と緑がシンボルの色になったんです。