インフルエンザで大切なことはかかる前に予防することと言われています。
ではインフルエンザを予防するためにはどのような方法が有効なのでしょうか。
インフルエンザ予防接種を受ける
インフルエンザの予防で最も効果が大きいと言われているのが予防接種です。
子どもは2回受けなければなりませんが、大人は1回受ければいいだけですし、10月中旬ころから予約の受付や摂取がスタートします。
予防接種を受けていると、インフルエンザの罹患リスクを下げることができますし、万が一かかっても重症化することはほとんどありません。インフルエンザワクチンの効果は2週間程度で出るとされていますので、流行する前に受けておきましょう。
なおワクチン接種料金は病院によって異なりますので、必ず確認してください。
人込みに出ない
電車や街中などたくさんの人があふれている場所にはインフルエンザウィルスも蔓延しやすいです。飛沫感染、接触感染のリスクが高まりますから、特に妊婦さんや小さいお子さんをお持ちの方、高齢者の方は人込みを避けるようにしましょう。
風邪をひいて抵抗力が弱まっている場合もインフルエンザにかかる可能性が高まりますので避けた方が無難です。
なお子供の学校行事や町内会の集まり、どうしても用事があって人込みの中に行かなければならないというときはマスクを着用し、温かい格好をして出かけるようにしてください。
マスクは本来罹患者がつけるものですが、インフルエンザは潜伏期間が2日程度あり、その間も感染リスクはあります。
その感染リスクを避けるためにも人込みの中に入るときはマスクをつけた方がいいでしょう。
休養を取って栄養を取る
体の抵抗力が弱まればインフルエンザの罹患リスクは高くなります。ですから十分に休養を取ること、リラックスしてストレスを解消することが大切です。
普段の食事でも、栄養バランスを考えた食事をとるようにし、特に抵抗力を高めるビタミンCやビタミンE、粘膜を保護するビタミンAをはじめ、ビタミン類は積極的に取るといいでしょう。
水分補給もしっかり行い、乾燥によってインフルエンザウィルスが蔓延しないように注意してみてください。その際、緑茶を飲むとカテキンが抗菌作用を発揮し、一般的な風邪予防にもなると言われています。
このように、インフルエンザは身近なところから予防することができます。
毎年冬休みに入るころから流行し始めるインフルエンザ、時には春先まで流行することもありますので、あなたや大切な家族をインフルエンザの脅威から守るためにもチェックしてみてください。