アサイーってどんな食材なの?誕生の秘密や味について
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メディアなどで頻繁に取り上げられるようになり、アサイーが身体に良いというのは一般的にも知られるようになりましたね。
しかし、アサイーはまだそれほど私達の身近なものとして定着している訳ではないような気がします。
話題のスーパーフード・アサイーとは一体どんな食材なのでしょうか。どんな味がするのでしょうか?



  

アサイーの歴史とは

アサイーはブラジルのアマゾン地方原産の果実だということです。
アサイーは日本で話題となったのはここ数年のことですが、じつはその歴史は古く、昔からアマゾンの原住民の人々に親しまれていました。
しかし、アサイーは劣化が非常に早いため海外への輸出は困難だとされていたようですね。
アサイーが酸化してしまっては、大事な栄養素が失われてしまうためです。

そんな中でしたが、アメリカにアサイーの非常に優れた栄養価に注目した企業がありました。
そして、足が早いアサイーの栄養価を残したまま、冷凍のピューレやフリーズドライのパウダーに加工することに成功したのです。

それまで輸出されることもなく無名だったアサイーが認知されるのはそう簡単なことではありませんでした。

しかし、カリフォルニアのジュースバーを一軒一軒回ったり販促イベントを行うことで、徐々にその素晴らしさが認められていきました。
今こうして世界各国で手軽にアサイーが食べられるようになったのは、彼らの努力のおかげなのですね。

また、日本でのアサイーブームの火付け役となったのはあるサッカー選手でした。
貧血気味だった彼が、練習後にアサイージュースを飲むことを習慣にすることで改善されたとメディアに語ったのだそうです。
こうして、今では若い女性を中心として人気の健康食材として認知されるようになったのです。

アサイーってどんな味がするの?

アサイーには味や香りは殆ど無く、ほのかに甘さが感じられる程度です。
そのため、他の果物との相性も抜群でヨーグルトやスムージーなどに幅広く利用されています。

原産地のアマゾンでは肉や魚のフライなどと合わせて食べることもあるそうです。
クセがなく食べやすいのも人気の理由の一つです。

まとめ

アサイーは日本ではまだ歴史の浅い食材ですが、その栄養価と食べやすさはトップレベルです。
アサイーはオレイン酸や、アミノ酸、食物繊維、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンE、葉酸、リン、鉄分、カルシウム、亜鉛、ポリフェノールなどの抗酸化物質と、幅広い栄養価をバランスよく含んでいます。
栄養は摂りたいけどクセがある食べ物は苦手という方にも、ぜひアサイーをお勧めしたい食材です。